ユースケース1

基幹システムに蓄積されている各種情報と、社外の情報ベンダーから入手したマーケット情報などを取り込み、リアルタイムで損益をモニタリングするソリューションを提供しました。

A社では、フロントユーザーが日中に自分のポジションを知りたくても、従来は勘でイメージするしかなく、市場が荒れたときなどにはそれも難しいため、「ざっくりとした数字」でよいのでリアルタイムの損益を知りたいという声が上がっていました。またマネージャー層からは、フロントユーザー全員の損益について、トータルに俯瞰したいという要望もありました。

「ざっくりとした数字」の程度があいまいだったため、まずプロトタイプを作成し、数人のフロントユーザーに使ってもらい、イメージ通りの情報が提示されるよう調整を繰り返しました。

これまではフロントユーザーが自分のポジションをつかめず、次のアクションを取れないような状況に陥ることがありましたが、導入後は素早く正確なジャッジを行うことが可能になりました。