社員インタビュー01
数々のIT・金融会社で経験を積んできSさんは、エフで初めてマネジメント業務を任され、考え方が大きく変わったと言います。お客様と徹底的に向き合って課題解決へと導く提案型営業のエキスパートであるSさんに、入社後の変化と働き方を伺いました。
アメリカの大学を卒業して、最初はカナダでIT関連の仕事をしていました。その後、金融業のシステムに触れて興味を持ち、金融工学を使ったトレーディングシステムを扱うために数社転職しながら実績を積んだんです。そのなかで代表の今井と仕事をする機会があり、裁量を持って自発的に仕事ができるエフの風土に魅力を感じ、入社を決めました。
エフで役員になってから、自分の視座が一気に高まりました。海外で働いていた時は個人主義が当たり前だったんですが、日本でマネジメントする時は会社全体のことを考えなければいけません。私のもともとの考え方とは異なっているので、「リーダーシップとは何か」「人員が欠けたらどうカバーすればいいか」「どうやったらチーム内のコミュニケーションが円滑になるか」など、マネジメントの本を読みながら新しい考え方を取り入れ、日々実践を重ねていきました。
単に優秀な人間だけ集めてもギスギスしてうまくいきません。能力だけではなくコミュニケーション力も大切で、緩衝剤のような人も必要です。そう思って社員ひとりひとりを知り、全体を見て仕事するようになったら、妻から「前はギスギス尖っていたけど、丸くなったね」と笑って言われました。こうしたマネジメント知識が自分の血肉になったことは、エフに入って得られた大きな進歩です。
私の強みは提案営業スキルで、これはお客様に育ててもらいました。お客様自身が明確に「どんなシステムがほしいか」をイメージするのは難しく、漠然と課題を感じているケースが多いです。ヒアリングしても、きちんとお客様の課題を把握できていないと要望とずれたシステムを売って終わりになってしまってトラブルになりやすく、お互いに不幸になります。
こうしたすれ違いが起きないように、私はお客様の立場に立って対話しています。そこから根本的な課題を見つけ、それを要件に落とし込んで解決策を提案するんです。さらに既定のシステムをパッケージ販売するのではなく、予算などを伺ったうえでカスタマイズしてサービス提供します。自分にしかできない提案をしたいんですよね。顧客事情まで踏まえたシステム提案ができるのは私だけだと自負しています。
応募要項
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