

本に触れること
FE4部の小原です。
今回は真面目に本について書きたいと思います。
「本を読みなさい」と小さい頃はよく親に言われたものです。
ですが、私は本をほとんど読まずに育っていきました。
残念なことに私は本とは学ぶものであり、
苦痛なものだとずっと思っていたのです。
社会人になってからも本は一年に一冊読むか読まないかだったと思います。
そんな私が本を読むようになったのは、ある人の姿を見た事でした。
以前、プロジェクトでご一緒したAさんというとても仕事ができる人がいました。
Aさんは昼休みになるといつもカフェで本を読んでいました。
その姿を見て格好良いなぁと。
そんな格好良い姿に憧れて自分も本を読んでみることにしました。
少しずつですが小説を読むようになり、
何冊か手に取っているうちにある本に出会いました。
それはとても有名な小説だったのですが、
早く次のページが読みたいと思わせてくれる素晴らしい作品でした。
素晴らしい本との出会いが、
一か月に一冊読むようになり、
二週間に一冊読むようになり…。
良い習慣が自然と身についていったのです。
色々な本を読んでいくうちに一つ重要な事に気付きました。
主観になってしまうのですが、人は誠実さや人柄を磨き、
信頼関係を築くことがいかに大事かということ。
人のことをわかってあげようとか他者の気持ちになって考えることが
すごく大切で自分さえ良ければよいという考えを持たないようにする。
技術や知識を学ぶことは大切です。
大切だけど、その土台は人格者であること。
その他にも本は色々な大切な事を教えてくれます。
本を普段読んでいない人は、
まず一冊の本を手に取って読んでみて欲しいと思います。
本に触れて色々考えてみる。そして、自分の心と会話してみてください。
いつの間にか人生の次の1ページが素晴らしいものになっているかもしれません。
以上、FE4部発信の二回目をお届けしました。