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エフブログ

日付2021-05-07
カテゴリーエフについて

2020年度の残業時間と有給取得率等について

こんにちは。
コーポレートサービス部の黒田です。

新年度を迎え、入学、入社、転職など、
新生活をスタートされた方も多いと思います。

そんな環境の変化に心やからだが追い付かない・・
なんて方もいらっしゃるかもしれません。

心とからだは一体、「心身一如(しんしんいちにょ)」と言われており、
どちらも同じように大事にしてあげなくてはいけません。
*心身一如=「心とからだはひとつである」ということ

少しでも疲れているなと感じた時は、
心やからだからのサインだと思って、
一人の時間を意識的に作ったり、ゆっくり湯船に浸かったり、
また自分の好きなことをするなどして、
ぜひ自分自身をいたわって欲しいなと思います。

さて、前置きが長くなりましたが、
本日は2020年度の残業時間と有給取得率、取得日数についてお伝えしたいと思います。

先日発表された、dodaが実施した” 職種別の残業時間の実態”に関する調査結果によると、2020年の緊急事態宣言前(1~3月)の1か月の平均残業時間は28.1時間で、宣言後(4月~6月)の平均残業時間は20.6時間と、コロナの影響で7.5時間減少という結果が出たそうです。

また、総合旅行サイトを運営するエクスペディアが実施した「有給休暇の国際比較調査」によると、2020年における有給休暇の取得日数は、コロナの影響で世界的に減少傾向となり、日本の取得日数は例年の10日から9日と一日減る結果となったようです。
有給休暇を取得しない理由として、世界的には「新型コロナウイルスの影響でどこにも旅行できない」という回答が最も多く、一方日本では、「緊急時のために取っておく」「仕事の都合上難しい」という回答が半数を占める結果となったようです。

そんな中、弊社の2020年度の残業時間および有給取得率、取得日数は以下の結果となりました。
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◆月平均残業時間
7.3時間
→2019年度:9.4時間

宣言前(1月~3月):10.5時間
宣言後(4月~6月):4.1時間

◆有給休暇取得率
67.1%
→2019年度:82.8%

◆平均有給休暇取得日数
11.5日
→2019年度:13.8日

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残業時間については、月平均残業時間が、前年より『2.1時間』減少する結果となりました。
また、宣言前と宣言後では、『6.4時間』減少という結果になりました。

そして、有給取得率、有給取得日数については、
それぞれ、『約15%』『2.3日』減少する結果となりました。
いずれも、コロナの影響を大きく受けていると言えますが、
日本の取得日数「9日」は上回る結果となっています。

今なお、世界的に厳しい状況が続いていますが、
来年の今頃には、世界的に有給取得率や取得日数が増加した
というお話ができていたらいいな・・と願うばかりです。